意外を知らない人も多い、マニキュア(ポリッシュ)とジェルネイルとの違い。

どれも爪に塗ってオシャレを楽しむもの…♡というところは同じですが、使うものや道具、仕上げの仕方が全く違います。

今までは簡単にマニキュアで済ませていたものの、アートの幅をもっと広げたい…ジェルネイルが気になる!という方もいるのではないでしょうか☆(*^^*)

porish

今回は、改めて人には聞けないような基礎的な部分を含め、それぞれのメリットやデメリットなどもお話していこうと思います!

マニキュア、ポリッシュ

マニキュア、ポリッシュの特徴

特に専門的な知識や技術も必要なく、誰もが気軽に楽しめることから、昔からセルフネイルでもよく使われているのがこのマニキュアですね。

マニキュアは、その他にネイルポリッシュやカラーポリッシュ、ネイルエナメル、ネイルカラーなどとも呼ばれています。

最近では100均やドラッグストアなどでもかなりたくさんの種類やカラーのものが手軽に購入できますよね!

マニキュアは、キャップに筆がついた状態で売られているので、ボトルを開けたらそのまま塗ることが出来て、簡単にネイルすることができます☆

塗っている間などはマニキュア独特なニオイがしますが、爪に塗ってから数分から数十分で乾きますが、乾いたと思って触ったらまだ完全に乾いていなくて跡が残ってしまい、塗り直し…という失敗はよくありますね。(^_^;)

マニキュアは1回塗った程度では、色ムラが出来たり思った通りの色が塗れなかったりするので、だいたい2度塗りや3度塗りをすると思いますが、そうなると全ての層が完全に乾くまではかなり時間がかかります。

最近は、速乾性のタイプもたくさん見かけるようになりました。

マニキュアの持ちはだいたい数日から1週間ほどで、早いと2・3日後には爪の先端からはげてきて、見栄えが悪くなります。

shutterstock_227570251_s

必要になる道具

マニキュアは、基本的には使いたいカラーを揃えるだけでOK。

マニキュアを落としたい時には、専用のリムーバー(除光液)とコットンが必要になります。
自然にはげてくるのを待ってもいいですが、かなり見た目が悪いです(^_^;)

あとはやりたいアートによって細めの筆を用意したり、仕上がりをキレイに見せたい場合は、トップコート専用のマニキュアが必要になります。

マニキュア、ポリッシュのメリット

塗るのも乾かすにも、ジェルネイルやスカルプなどと比べてもかなり短時間で終わりますので、1番のメリットは手軽さかもしれません。

費用に関しても、必要な道具が全て100均などでも揃ってしまうのが魅力的ですね。

頻繁に塗り替えやオフを繰り返すと爪にも負担がかかってしまいますが、その日の気分やスケジュールに合わせてこまめに塗り替えることも可能です。

マニキュア、ポリッシュのデメリット

特徴のところでも書いたように、乾きにくいことが挙げられます。

ベースカラーを塗り、アートを重ねてトップコートまで…となると、完全に乾くまでにはかなりの時間が必要になりますし、乾いていない部分の液がよれてしまったりダマになってしまうと、最初から塗り直し…ということにもなりかねません。

また、オフに使用するリムーバーがアセトン入りなどだと、爪への負担がかかります。

アートやパーツなどに関しても、ジェルネイルと比べるとどうしても出来ることが限られてくると思います。

私ももともと昔はマニキュアをしていましたが、マニキュアをやめた1番の理由としては「持ちの悪さ」です。(´;ω;`)

塗るのは簡単なのでいいんですが、せっかく頑張ってアートをしても2日もすれば先の方が欠けてきて、不潔な印象になってしまったり…塗り足したところで、塗りたてのような見栄えにはならず、結局見た目のキレイさを重視すると、オフと塗替えをかなり頻繁に繰り返さなければならなかったので、それがとにかく面倒でした(笑)

さらに注意して欲しいのは、マニキュアは先端がはげてきても上から重ね塗りをするだけで済ませてしまう人が多いんですが、私が以前マニキュアをしていて、はげては重ね塗りをして、はげては重ね塗りをして…と、1度も落とさないで1ヶ月以上過ごした時、「色を変えたいからマニキュアを落とそう」と思って久しぶりに除光液で落としたら、爪の表面が黄色くなりかけで、とっても不衛生な状態になっていました(´;ω;`)

このように、楽だからってこまめに落とすことなく重ね塗りで過ごしていると、落としたときには爪のトラブルを招いている!ということにもなりかねないので、注意してください。

マニキュア、ポリッシュはどんな人に向いているか?

マニキュアは、手軽に色の塗り替えやオフが出来るので、お仕事柄ジェルネイルが出来ない人に向いています。

例えば、お仕事や学校のある平日だけ自爪で過ごし、お休みの土日だけポリッシュを楽しむ!ということも可能です☆

また、ジェルアレルギーなどでジェルが使えない方なども、マニキュアなら楽しめるかもしれませんね。

ジェルネイル

ジェルネイルの特徴

ジェルネイルは、ほぼ無臭のジェル状(液体状)の合成樹脂という素材で出来ていて、それをUV(紫外線や可視光線)に当てることにより固まる性質を利用しています。

ジェルネイルは、ネイルサロンやセルフネイルでも今では主流になっている爪のオシャレですね☆

ジェルはUVに当てなければ固まらないので、少し失敗したら固めていない部分だけ簡単に拭き取ったり、UVに当てればすぐに固まるため自然乾燥で乾くのを待つ必要もなく、性質を利用してさまざまなアートが楽しむことが出来ます。

また、マニキュアには出せない厚みのある透明感や、ツヤ感が長い間キープ出来ますし、次のネイルチェンジまでは通常3から4週間と、かなり持ちがいいためそれも人気の理由です☆

ジェルの厚みで自爪の補強にもなるので、自爪がもともと弱くて爪を伸ばしたい人や深爪の人にもおすすめです。

病気が原因で爪が割れる?/爪が割れた時の応急処置&早く伸ばす方法は?

shutterstock_550835389_s[1]_s

ジェルは、ソフトジェルとハードジェルの2つに分けられます。

ソフトジェルは、ソークオフジェルとも呼ばれるもので、主成分はウレタン樹脂です。
有名なものにはカルジェルやバイオジェル、パラジェルなどがあります。

特徴としてはハードジェルよりも適度な素材の柔軟性(柔らかさ)があるため、爪のしなりや動きにも対応出来ます。

ハードジェルは主成分がアクリル樹脂で、ソフトジェルよりも柔軟性がなく硬さがあるもので、持ちも良く長さ出しなどにも向いています。

仕上がりはどちらも同じなのですが、ソフトジェルとハードジェルとの1番の違いは、オフの仕方にあります。

ソフトジェルは、アセトンなどの溶剤で溶かすことによってジェルを落とすんですが、ハードジェルはアセトンなどでは落ちないため削り落とす必要があります。

しっかりとした技術がないと、ハードジェルと自爪との境界線がわからないで自爪まで削ってしまうこともあります。

初心者さんやセルフネイラーさんなどは、ソフトジェルの方がいいかもしれませんね。

ジェルネイルのオフについてはこちら↓
セルフジェルネイルの簡単&正しいオフのやり方!間違った方法は自爪が薄く弱くなる原因に?

必要になる道具

ジェルネイルをセルフで楽しむ時に必要な道具は、ジェル、UVライト、筆、エタノール、アセトンなどなど、さまざまな道具が必要になり、初めての方は「何を揃えたらいいの?」とわかりにくいですよね。

そういった方のために、必要な道具がセットになった「セルフネイルキット」や「ジェルネイルキット」、「スターターキット」なども販売されています。

道具については、こちらのページセルフネイルと、ネイルサロンで行うジェルネイルの料金や費用を徹底比較☆初期費用や消耗品も!年間どれくらいかかる?で詳しくお話しています。

ジェルネイルのメリット

ジェルネイルのメリットは、マニキュアにはないツヤや硬さがあり、持ちがとてもいいという点です。

ある程度必要な道具はありますが、アートの幅も広く自爪の補強にもなりますし、キレイな状態を長くキープ出来るのが1番の人気の秘密ではないでしょうか☆

私はもともと爪が薄い方なので、ちょっとした衝撃でも爪が折れてしまって、伸ばしたくても爪の長さがバラバラになり、仕方なく切ったりしていました。

ジェルネイルを始めてからはジェルの厚みが自爪を補強してくれるおかげで、爪が伸びてきても折れなくなりましたし、もし折れてしまっても、ジェルで長さが出せるので、助かっています。

ジェルネイルのデメリット

デメリットとしては、道具をある程度揃えなければいけないことと、マニキュアよりもお値段が高いことです。

オフをするにも、マニキュアのように拭き取るだけではジェルは落ちないので、それなりに手間がかかってしまいます。

ジェルネイルはどんな人に向いているか

ジェルネイルは、塗ってから長期間持ちがいいことが特徴なので、頻繁に塗り替える必要がない人に向いています。

いろいろなアートや、3Dパーツなどを楽しみたい方、そして自爪が弱くて補強がしたい人や、自爪を伸ばしたい人などにもおすすめです。


病気が原因で爪が割れる?/爪が割れた時の応急処置&早く伸ばす方法は?