資格などは持っていなくても、独学でセルフネイルを楽しんでいる人も多いセルフネイル☆
ジェルネイルの基本的なやり方はわかっているけど、ポリッシュ(マニキュア)みたいにいきなりカラーのジェルを塗ってはいけないの?という疑問を持ったことはありませんか?
私も昔ジェルネイルを始めたばかりの時に、「ベースジェルとトップジェルって必要?」と思ったことがあります。
自分で楽しむだけのセルフネイルでも、それぞれのジェルの必要性をしっかり理解することはとても大切です。
何気なーく、その工程が必要かもわからないで作業しているよりも、意味がわかってジェルを扱う方が絶対に仕上がりは変わってきますよね。(*^^*)
このページでは、一見どちらも透明で同じものに見えるベースジェルとトップジェルの必要性と、それぞれの違いについてお話していきます!
ベースジェルの役割
ベースジェルは、各メーカーによって硬さがさまざまで、メーカーによってはベースジェルとトップジェルが1つになったタイプ(どっちでも使えるタイプ)もあります。
下処理(プレパレーション)をした後、カラージェルを塗る前にベースジェルを塗ることで、ベースジェルが下地として自爪との密着を良くする役割があります。
簡単に言うと、ベースジェルは自爪とカラージェルとの接着剤のような存在で、ベースジェルが塗ってあるのとないのでは、その後のジェルの持ちも左右してしまいます。
持ちが悪い人必見!ジェルネイルがすぐにリフトする(浮く・剥がれる)原因は?セルフネイルで持ちをよくするには?
メイクなどでも同じですが、下地なしでいきなりファンデなどをお肌に塗っても、すぐに化粧崩れしてきてしまいますよね。
もし、ベースジェルを塗らないで自爪に直接カラージェルを塗った場合には、カラージェルによって自爪が色素沈着してしまったり、せっかくネイルをしてもすぐに剥がれてしまうなど、ジェルネイルにおいてベースジェルはとっても大切なジェルなのです!
つまり、”ジェルの持ちが悪い”場合、ベースジェルの品質やメーカーを変えてみることで持ちが良くなるケースも多いのです。
また、ベースジェルの密着性を生かすには、爪への塗り方も大切です。
自爪とカラージェルとの接着剤のような役割だからと言って、べったり大量に分厚く塗ればいいというものではなく、あくまでも下地の役割として全体に薄く塗ること。
爪の端や先端のエッジにもしっかりと塗布し、少しでも皮膚にジェルがはみ出したりしたら拭き取ってからライトで硬化することで、ベースジェルの密着性を引き出すことができます!
トップジェルの役割
トップジェルは、マニキュアで言うところのトップコートのように、カラージェルを塗った後の仕上げのジェルとして使われ、ぷっくりとした見た目のツヤ出しの役割をします。
カラージェルのみの場合はすぐに表面が汚れてしまったりと、せっかくのアートが綺麗に保ちにくくなってしまいます。
トップジェルは、アートを保護するトップコートとしての働きだけではなく、ジェルネイルの強度を上げたり、ストーンなどのパーツ類の接着や埋め込みにも使われます。
トップジェルの塗り方のコツとしては、ベースジェル同様に爪の端まで分厚く塗ってしまわないこと。
ツヤッツヤにしたいからといって、あまりにも分厚く塗るとオフが大変だったり、ライトに入れるときにフチまで流れてしまって、ジェルが浮く原因になります。
ベースジェルもトップジェルも使い方はいろいろ!
先ほども少しお話しましたが、ベースジェルやトップジェルなどのクリアジェルの用途は、下地として爪の持ちを良くしたりツヤ出しだけではありません。
●例えば…
●アートの前に薄く塗ってアートしやすくする
●カラージェルと混ぜることでカラーに透明感を出す
●ラメを一緒に混ぜてアートに使う
●ストーンやホログラムなどの接着や仮硬化
●タイダイやマーブルなどのアート
●カラージェルやアートした部分の余分なはみ出しの修正
などなど、使い道はとても多いです!
未硬化ジェルは拭き取る?拭き取らない?
セルフネイルの初心者の人がよく戸惑うことなんですが、ジェルを塗った後ライトで硬化させても、表面がベタベタとした状態になり「ジェルがまだ固まっていないのかな?」と勘違いしやすいのが、”未硬化ジェル”というもの。
ジェルは光に当てると固まる仕組みですが、全てのジェルが固まるわけではなく、一部のジェルは固まることなく表面に残るため、硬化しきっていないように感じてしまいます。
これを未硬化ジェルと呼び、ベースジェル、カラージェル、トップジェルなどどんなジェルでも未硬化ジェルは残ります。
表面に固まっていないジェルが残ったからと言って、硬化し終えていないというわけではないため、ベタベタとした硬化されていないジェルは表面に残るのは普通のことなんです。
ただし、注意しなければいけないのが、未硬化ジェルを拭き取る必要があるジェルなのかどうか、ということです。
ベースジェルとカラージェルで出た未硬化ジェルについては、次に塗るジェルとなじんでしまうため拭き取る必要はありません。
しかしトップジェルの場合は、未硬化ジェルの拭き取り作業は必ず必要になってきます。
トップジェルを塗り終えたら、ワイプにジェルクリーナーやエタノールなどを付けて、爪1本に対して1面を使って拭き取り、1度拭き取りに使った面を他の爪に再度使わないようにしましょう。
また、完全硬化タイプのジェルは未硬化ジェルの拭き取りをしなくてもいいものなので、自分の使うトップジェルが拭き取りが必要かどうかは調べておきましょう。
最初は、ベースジェルもトップジェルもどのブランドのものを購入したらいいのかわかりませんよね。
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