学生さんやOLさんだけではなく、上は70代くらいの方まで、年齢に関係なく幅広い年代の方が楽しめるジェルネイル☆

最近はネイルサロンだけではなく、自宅でのセルフネイルなどで、気軽に誰もがネイルを楽しむことが出来るようになりましたね!

しかしジェルネイルやスカルプなどをしていたら、なぜか手が痒くなった…ブツブツが出来た、赤くなってきた…などの症状が現れてしまう人がいます。

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こういった症状って、何の前触れもなく急に現れるので、とっても不安になってしまいますよね。(´;ω;`)

こんな症状の原因は一体何が考えられるか、対処法はあるのか?などについてお話していきます!

痒みの原因はアレルギー?!ネイルでアレルギーになるの?

ジェルネイルをしてから数時間、または数日、人によっては数ヶ月や数年経ってから、爪の周りに痒み、水疱のようなブツブツが出来る、皮膚が剥けてきてただれる、湿疹のようになる、赤く腫れるなどの症状が出た場合、「ジェルネイルアレルギー」かもしれません。

これは”接触性皮膚炎”と言って、アレルギーの原因となる何かの物質に肌が触ることで、アレルギー反応を起こす症状です。

基本的には、もともとアレルギー体質の方が発症しやすいと言われていますが、そうでない人でも突然アレルギー症状が出たりもしますし、一度発症すると繰り返すという厄介なものです。

★ジェルアレルギーの症状としては…
・かゆみ
・皮膚が剥ける
・真っ赤に腫れる、かぶれる
・ブツブツした水疱ができる
などで、主婦の方など普段から家事などをする方は、主婦湿疹と勘違いしてしまうことも多いです。

全ての人に同じ症状が出るわけではなく、なかには痒みは出ないけど爪の周りの皮膚だけジュクジュクになったりする人や、ただ皮膚がめくれるだけの人、掻きむしるほど耐えきれない痒みが出る人など、症状はさまざまです。

爪先のオシャレのために始めたはずのジェルネイルが、それが原因でアレルギー症状が出てしまうなんて、なんだかとっても寂しいですよね。

しっかりと対処するためにも、まずは自分のアレルギー症状が、何が原因で出ているのかを突き止める必要があります。

ジェルネイルをする上で、アレルギー症状の原因となる物質にはどんなものがあるかというと…

ジェルネイルで、アレルギー症状の原因となるものは?

ジェルネイルをする上で、この接触性皮膚炎の原因になる可能性があるものは、ジェルだけではありません。

例えば、ジェルの他にアレルギー症状の原因として考えられるものは…


●UVライト
●アセトン
●エタノール

などがあります。

ジェルネイルに使うジェルは合成樹脂で出来ており、UVライト(紫外線)に当てることで固まる性質があります。

UVライトは、ジェルを硬化させる時に使用するライトでそれほど強烈な光というわけではないんですが、もともと紫外線アレルギーなどを持っていたりすると、ネイルのUVでも反応が出てしまうことがあるようです。

アセトンはジェルをオフする際に使用するもので、エタノールは油分を取り除くものです。

ダスト(ネイルダスト)は、ファイリングなどで爪やジェルを削ったときに出る細かい粉塵のことで、ダストが肌についただけでも痒くなってしまったり、空気中を舞ったダストを吸ってしまったりしても、アレルギー症状が出てしまう人もいます。

これら全てにアレルギー反応が出る!というよりは、人によってアレルギー反応が出るものが異なります。

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例えば、ジェルさえ気をつければアレルギーは出ない人、ジェルもUVライトもダメな人など、アレルギーの原因となるものには個人差があるため自分のアレルギーが何に反応しているかによって、対策方法や予防法は変わってきます。

ジェルネイルで使う材料などでアレルギーが出るなんて、まだあまり知られておらず、10年ほどネイリストをしている私でもこれまでお客様の中でジェルネイルアレルギーの方はいらっしゃいませんでした。

ジェルアレルギーが出やすい人はいる?

私が思うには、ネイルサロンに来店される一般の方がジェルアレルギーになるというよりは、セルフネイラーさんやネイリストの方にアレルギー症状が出ている人が多いような気もします。

というのも、ネイリストさんの場合、毎日たくさんのお客さんのネイルをする機会があり、普通の方よりもこれらの物質に触れる機会も多いため、アレルギーを発症させやすいことが考えられます。

また、セルフネイルをされている方などは、アートを失敗したりして頻繁にオフを繰り返したり、キューティクルなど周りの皮膚にまでジェルをのせて硬化しているなど、間違ったネイルのやり方なども、アレルギーを発症させやすくなってしまうのではないか?と思います。

また、例えば女性なら特に経験があると思いますが、ちょっとホルモンバランスを崩していたり睡眠不足だったり、体調が万全ではない時って、普段なら全然平気なことでもすぐに身体への不調として症状が出てしまったりしませんか?

疲れている時は風邪を引きやすかったり、抵抗力が弱っている時はいつもなら平気な食べ物でアレルギーが出てしまったりすることと同じように、アレルギーに関しても体質だけではなく体調なども少なからず関係しているのではないか…?と思います。

ネイルをして爪がかわいいだけで、ココロがとても晴れやかになったり、ちょっと気分が上がったり、ネイルって私たちの生活の中でなくてはならないものになっていますよね。

そこで、ジェルネイルアレルギーを続ける方法はないのか、調べてみました。

ジェルネイルアレルギーの対策と予防方法

ネイルが大好きな人にとって、大好きなネイルが出来なくなる…ともなればとっても辛いですが、アレルギー症状が出ている状態で、自己判断でジェルネイルを続けることはおすすめしません。

ただ、一度ジェルネイルアレルギーになると、今のところの医学では完治することは難しいと言われています(´;ω;`)

ここではアレルギーがなるべく出ないための対処法をお伝えしていきますが、私は医師ではないので症状がひどいようなら必ず皮膚科などを受診して医師の指示に従ってくださいね。

皮膚保護クリームを使ってみる

ジェルアレルギーの対処法としてよく知られているのが、「皮膚保護クリーム」を塗ってネイルをすることです。

この皮膚保護クリームとは、薬品に触れることの多い美容師さんや、水仕事の多い方、医療分野で働く方など向けに作られたもので、手荒れ防止やアレルギー対策にもなると言われています。

大手メーカーからもさまざまな皮膚保護クリームが販売されており、例えばライオンの「hadakara(ハダカラ)」、株式会社アースブルーの「プロテクトシリーズ」、アズワンの「ダーマバリア」などがあります。

ジェルネイルをするときにはハンドクリームなどのこういった油分はNGなので、塗布した後に爪だけはギリギリのラインまで拭き取った方がリフトはしにくくなるかもしれません。


ジェルの種類を変えてみる

人によっては、特定のメーカーのジェルでアレルギーが出るけど、メーカーを変えるとアレルギーがでなくなった、という方もいるようです。

また、ジェルネイルアレルギーの原因物質と言われているイソボルニルアクリレート、アクリル酸、HEMAを使用しないで作られた、アレルギーレスの「ネイルパフェ ジェル」というものが販売されています。

このジェルを使えば絶対にアレルギーが出ない!というものではないですが、こういったジェルネイルアレルギー向けの商品を試してみるのもいいと思います☆

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この他には、例えばなるべくアセトンなどを使わないように、ネイルチェンジの頻度を守ることや、ネイルをするときにはマスクをつける、ダストの処理をしっかりとする(「集塵機」を使用するなど)、ジェルが皮膚についたときにはすぐに手洗いして拭き取ること、保湿をこまめに行うことなどがあります。

アレルギーって一度発症するとどうしても一生のおつきあいになりますし、病院に行ったとしても「ネイルはやめましょう」とすすめられるだけだと思うので、大好きなネイルが思う存分楽しめないのは辛いですよね。

ただ、ジェルネイルアレルギーを発症しながらも上手にお仕事を続けているネイリストさんもたくさんいますので、自分にとって無理のない対処法を見つけてくださいね☆


どこでどんなジェルを買ったらいいのかわからない!という人は、ネイリストも愛用しているジェルブランドが豊富に取り揃えられている、ネイル用品専門の通販サイトをこちらのページで紹介しているので、参考に♪
ネイリストも買ってる!セルフネイル向けのオススメ通販サイト一覧