ささくれ(さかむけ、ハングネイル)って、結構身近な皮膚トラブルの1つですが、少し出来ただけでも洋服やタオルなどの繊維に引っかかって、とーっても痛いんですよね!(´;ω;`)
私も冬場は特にささくれができやすく、つい爪でペリッとめくりたくなってしまうんですが、それはそれで痛いし…。
たかがささくれなんですが、みなさんはささくれの原因が何かご存知ですか?(´・ω・`)
そんな小さな敵、ささくれの原因をはじめ、対処法や予防法などについてお話していきたいと思います!
Contents
ささくれが出来る原因は?
地味に厄介なささくれ。
出来てしまう原因は何?!
(1)乾燥
ささくれになる1番の原因が、乾燥。
特に冬場など寒い季節にささくれになることが多いのは、乾燥しやすいせいですね!(´・ω・`)
洗い物などの水仕事、お風呂掃除など、家事を毎日している主婦の方がよくささくれになってしまいます。
食器を洗う時の洗剤などはお肌の潤いまで奪ってしまうため、さらにささくれができやすい環境を作ってしまっています。
どうしても普段の生活でもお肌が乾燥にさらされる機会はとても多いですから、常にささくれが出来ている!という人は、水仕事をする時にはゴム手袋をつけること☆
そして手を洗った後やお仕事の合間、外出中などに、ハンドクリームやキューティクルオイルなどで
こまめに保湿することが重要です。
持ち運びに便利な小さいタイプや、香りがついた物などさまざまな種類の物が販売されているので、自分の好みのものを見つけてくださいね☆
爪の保湿ならこちらもオススメです♪
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その他、保湿についてはこちらのページ甘皮処理など自爪をキレイに保つお手入れ方法!乾燥を防ぐ、効果的な保湿方法は?でも詳しくお話しています♪
(2)栄養不足
3食しっかり食べていなかったり、栄養が偏った食事を続けていると、健康な皮膚が作られにくくなってしまいます。
健康で潤いのあるお肌を作るためには、タンパク質やビタミンB2などを積極的に摂るようにしましょう☆
タンパク質の多い食事には肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品などがあり、ビタミンB2が多い食品にはレバー、魚(うなぎ、カレイなど)、牛乳、納豆、卵などがあります。
もちろんこれらの食品だけ取ればいいというわけではなく、バランスの摂れた食事を心がけることが基本となってきます!
爪に必要な栄養については、こちらのページ爪が割れやすい、欠けやすい(折れやすい)原因と対処法は?乾燥や冷え性、栄養不足など!でもお話しています♪
(3)デスクワーク
ささくれにデスクワークが関係しているなんて、ちょっと不思議な感じもしますね。(;・∀・)
パソコン作業のお仕事などで、長い時間デスクに座りっぱなしの人は、カラダの血流が悪くなり、さらに指先をよく使うことでさらに乾燥しやすくなり、結果的にささくれができやすくなってしまいます。
定期的にカラダを動かす、またはこまめに保湿し、指先に塗り込んでマッサージして血流をよくするなどして対処しましょう☆
(5)爪を噛む
爪を噛む癖があると、爪を噛んだときに皮膚までめくって傷つけてしまったり、唾液が指の皮膚にも付いて、それが乾燥を促進させてしまったり、習慣化していることで治りにくく、常にささくれが出来ている状態になってしまいます。
小さい頃からの癖になっているとなかなか直すことも難しいかもしれませんが、衛生的にもよくないため、ネイルをして爪を噛めないようにしたり、爪噛み防止のマニキュアなども売っているので、そういった物を試してみるといいかもしれません。
(6)マニキュア、ネイル
マニキュアやネイル自体が直接的にささくれの原因になるというわけではなく、マニキュアやジェルネイルをオフするときに使うリムーバー(アセトン)が、ささくれの原因になります。
セルフネイルをしている方なら知っていると思いますが、リムーバーに含まれるアセトンには油分を除去する働きがありますね。
油分を取ってしまうということは、指先の必要な水分や油分まで奪われてしまっているということです!
頻繁にネイルチェンジをするのを避けて、リムーバーを使うときには指の広範囲につかないようにして、使った後やネイルをした後にはしっかりと保湿することが大切です☆(*´ω`*)
また、セルフネイルをしている方などは特に、甘皮処理のしすぎには注意しましょう。
甘皮は爪の乾燥を防ぐ働きがあるので、甘皮処理を過剰にしすぎていたり、プッシャーで押し上げすぎていたりなど、間違った甘皮処理を続けていると、ささくれの原因になってしまいます。
出来てしまったささくれは、どうしたらいい?
ささくれが出来てしまったら、悪化して皮膚科に行かなければいけなくなる前に、正しい方法でケアすることが大切です。
★ささくれの正しい処理のやり方
ささくれは、無理矢理引っ張ったりちぎったりして取ることだけはやめてくださいね!
まずは手をしっかり洗って、ニッパーや小さめのハサミなどでささくれを根元からカットします。
根元から切り取らないと、微妙にでもささくれが残っているとそこから皮膚が余計にめくれてしまいます。
炎症などしていなければ、ハンドクリームやキューティクルオイルを塗って、傷口があるなら絆創膏や液体絆創膏などを塗るようにしましょう。
ニッパーなどのケア用品は、ネイル用のものを使用することをオススメします♪
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ささくれは放置していい?放置するとどうなるの?
少しささくれが出来たくらいだし…と甘くとらえている人も多いと思いますが、ささくれが出来たら放置していいケースばかりではありません。
たかがささくれ…だけど、放置するとその皮膚がむけている部分から雑菌などが入ってしまい、悪化すると炎症を起こしたり化膿してしまうケースも…。
詳しくお話すると、黄色ブドウ球菌が感染すると「化膿性爪囲炎(ひょうそ)」に、カンジダ菌に感染すると「カンジダ性爪囲爪炎」というものになります。
ここまで来ると、皮膚科など病院でないと治せなくなる状態になってしまうことも…。(;・∀・)
ささくれが出来てしまったら、悪化する前に正しい対処をしましょう!